2010年12月05日

00.社会

警察学校がミニ広報誌コンテスト

広報紙を審査する教官

広報紙を審査する教官

防犯情報をよりよく発信しよう。和歌山市木ノ本の県警察学校(形部博安校長)で、交番などで発行する「ミニ広報紙」 のコンテストが開かれ、125期生32人(うち女性4人)の工夫を凝らした作品が校内に張り出されている。

ミニ広報紙は各交番で毎月発行しており、治安情勢に応じた内容を掲載し、各自治会で回覧板で回すなどして住民の防犯意識の高揚に役立てている。特に、若手警察官が製作を担当することが多いという。同校では、第一線に出て3カ月経った巡査が、初任補修科生として再度入校してきた際に、同様のコンテストを開いているが、今回、一線に出る前の初任科生にミニ広報紙作成の技術を高めてもらおうと、初めて開催した。

125期生は、来年1月末に卒業予定のため、4月号のミニ広報紙を想定して作成。「文化クラブ」 という授業の中でパソコンを使って、イラストの位置や字体などを試行錯誤しながら、 見やすくインパクトのある広報紙を目指した。 作品は同校の教官18人が審査し、 優秀作品を決める。

125期生の同授業を担当している宮井真美教官(33)は 「広報紙は、経験の浅い警察官でも情報発信源にできる大事なもの。人に訴えるようものを作ってもらいたい」 と話していた。

結果は後日。





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