2010年12月06日

02.政治・経済

和歌山市の中学校給食で協議会設置へ

和歌山市立中学校での給食実施について大江嘉幸教育長は6日、開会中の市議会本会議で「早急に学校関係者や保護者、有識者などで構成する中学校給食協議会を設置し、今後の進め方について検討する」と述べた。中学校給食についてはこれまで、市教委が「平成23年度に一部の学校で試行的に実施したい」ことを明らかにしており、協議会設置で給食開始がますます現実味を帯びてきた。岩井弘次議員(公明党議員団)の質問に答えた。

中学校給食は今年度になり市議会で議論が活発化。実施方法として、共同調理場からの配送▽自校方式の小学校から供給する「親子方式」などの可能性があるとされている。

保健給食管理課によると、協議会に参加するメンバーなどは決まっていないが、給食実施校の選定など具体的な議論が交わされる予定だ。また、保護者や教職員などを対象に中学校給食のアンケートを取る予定だという。アンケートは19年度に一度行っただけで、同課は「もっと詳しい質問事項を入れたアンケートにしたい」と話している。

この日の市議会で大江教育長は「孤食や朝食を抜くなど食生活の乱れが問題提起され、子どもたちへの心身の影響が心配。次代を担う子どもたちのために給食が必要だという声があるので、どのような形で実施すればよいか協議会を設置して検討する」と述べた。





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