伏虎中育友会がサポーター募集

和歌山市七番丁の市立伏虎中学校育友会(半田貴司会長)は1月下旬ごろまで、同校生徒応援団(サポーター)の加入を呼び掛けている。 生徒数の減少に伴い、運動器具や備品などの老朽化が激しくなっているため、卒業生や地域の人に協力してもらおうと昨年から実施。 協力金は昨年から要望のある吹奏楽部の楽器買い換え、バスケットボール部の新ユニホーム購入などを視野に協議して決めるという。

前年度集まった協力金は約350件、 約110万円だった。 生徒、 学校側の要望はいくつかあったが、 「鉄骨がさび、 今にも倒れそうで危険性も高い」 と判断した野球部の打撃ゲージの新調に使われた。 その際は協力金だけでは足りず、 育友会も補助しているため、 ことしも厳しい予算となっている。

同校の年間予算は250万円程度で、 部活動に使えるのは約6割。 昨年から希望が出ている吹奏楽部の楽器買い換えは、 一つで数十万円以上するため、 すべての部員分そろえるには厳しい。 また、 バスケットボール部のユニホームは、 10年以上も前のものを使っており、 すでに破れたり、 穴が空いたりと補修している状態だ。 しかし、 新調するとなると一着1万5000円、 男女で90万円近くになるという。

ことしはすでに役員らで手分けし周辺地区7000世帯に依頼書のポスティングを終えたが、 校区内外問わず受け付けている。

協力金の納入は郵便局へ振り込み。 金額は3000円から。 口座番号は00950・6・170812和歌山市立伏虎中学校育友会。 「伏虎中学校生徒応援団(サポーター)協力金」 と記入すること。 問い合わせは同校の松本芳之教頭まで。