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和やかな雰囲気で調理する生徒と男性 |
和歌山市砂山南の県立和歌山商業高校(宮下和己校長)家庭クラブは22日、新しい試みとして「中高年の男性のための調理教室」を開いた。
この日の献立は、ちらし寿司、サケのホイル焼き、ほうれん草のゴマあえ、かき玉汁の4品。集まった16人の おじさん に生徒が一人ずつつき、下ごしらえから盛りつけまで指導したほか、試食もあり、コミュニケーションを深めていた。
生徒は参加者の慣れない手付きを心配そうに眺めながらも、「味付けいい感じ」「おいしそう」と会話をしながら調理を楽しんでいた。
料理をするのは久しぶりという同市松江の無職、阪口雅昭さん(68)は「もう一度勉強しようと参加。奥さんに作ってあげたい」と言い、2年生で家庭クラブの江川みか部長(17)は「教えるのは難しいけど、楽しかった。やってよかったです」と話していた。
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