2010年12月27日

03.スポーツ

中村達司杯ジュニアテニストヨタカップ予選

中村達司杯ジュニアテニストヨタカップ予選

中村達司杯ジュニアテニス大会兼トヨタトーナメント2011県予選が19、 23の両日、 和歌山市毛見の紀三井寺公園コートで開かれ、 男子は黒川翔太(高積中3年)女子は菅梨花子(慶風高1年)が優勝、 WATSの所属選手がアベックVを飾った。 16歳以下のシングルスで行われ男子36人、 女子25人が激突。 決勝では黒川はセットカウント2―1でフルセットの大接戦を制し、 菅は2―0のストレートで快勝した。 両選手は4月6日から9日まで愛知県名古屋市の東山公園で開催される全国大会に出場する。 しんぽう写真館はこちらから

試合は1回戦から準々決勝まで1セットマッチ、 準決勝、 決勝が3セットマッチのすべて6ゲーム先取で、 初戦から白熱したゲームが続出した。

男子決勝は黒川と和歌山インドアTCの楠部佑真 (明和中2年) が顔を合わせた。 黒川は序盤から得意のサーブで積極的に攻め第1セットを6―4で奪った。 準決勝をフルセットの末逆転で勝ち上がってきた楠部はここでも粘りを発揮、 第2セットを6―2で挽回、 3セットに突入した。 前半は楠部が優位に進めたが、 後半に入ってからはミスも多く、 終始冷静に確実なボールコントロールに努めた黒川が7―5で栄冠を手にした。

女子決勝は初戦から準決勝までの3試合で失ったのはわずか1ゲームという抜群の強さを誇った菅とWATSのチームメートで小学生の竹原桜 (和佐小6年) が対戦した。 第1セットから攻めのテニスで着実にポイントを稼ぐ菅に対して、 竹原も粘り強く応戦したが6―3で菅が先取。 勢いに乗る菅は竹原に反撃の機会を与えず第2セットは6―0で完封。 持ち前のパワーで全国切符を手にした。

男子優勝の黒川は 「やりきった。 サーブでリズムをつかむことができたのが勝因。 優勝でことしはスッキリ締めくくれた」 と話し、 準優勝の楠部は 「まとまっていたサーブが大事なポイントで決まらなかった。 体力切れかな」 と熱戦を振り返った。 女子優勝の菅は 「最後まで攻める自分のテニスができた」 と笑みがこぼれ、 準優勝の竹原は 「攻める気持ちで戦ったが、 ミスが多かった」 と反省も忘れなかった。





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