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今年度での作製が決まった協議会の懸垂幕 |
3年間の事業で加工品開発や地産地消推進などを行い、農産物の消費拡大などを目指す「『食育のまち紀の川市』推進協議会」が14日、同市粉河の市役所粉河支所で市内の7団体24人が参加した会合で設立が採択され、本格的に事業がスタートした。会長には上平文男JA紀の里専務、副会長に堂本正秀副市長、大西洋太郎市商工会会長が選出された。同事業では同JAの農産加工品販売で2・5億円の創出、農産加工グループ販売を現在の2000万円から600万円への売り上げ増などの目標が挙げられている。
県が支援する「わがまち元気プロジェクト」の一環。今年度は、県の補助金145万円を活用し、青洲の里に食育パネル、ぷるぷる娘や農産物を紹介するPRビデオ、イベントなどで活用する懸垂幕などを作る予定。
会合では「今後、固定観念がなく、柔軟な考えを持っている高校生などの若い人の意見を聞くべき」や「めっけもん広場を訪れた消費者がもっと紀の川市内で楽しんだり、休んだりする場所をつくるべき」などの意見が出た。
参加団体は現在、同市、JA紀の里、同市商工会、同市観光協会、青洲の里、同市食育推進会議、那賀振興局。
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