2011年01月23日

00.社会

南海和歌山市駅、プランターやポスターで元気発信

コンコースに並んだプランター

コンコースに並んだプランター

まちの玄関から活性化を図ろう。 南海和歌山市駅(高井幹雄駅長・和歌山市東蔵前町)は昨年末から、 駅入り口の階段やコンコースをにぎやかにし、 駅を盛り上げようと乗り出している。 高井駅長(58)は 「和歌山市の表玄関から、 元気を発信できたら」 と話している。

同駅は利用者が年々減少していることから、 より良い運営のため新しい取り組みを考えようと、 昨年末に紀の川、 みさき公園など8駅の駅員らで、 ほかの南海の駅の活動などを参考にしながら、 意見を出し合った。

第1弾として、 昨年12月から、 改札付近のコンコースに花のプランター26個を設置。 コンコースは日光が当たりにくく、 生け花を維持するのが困難なため、 造花を使用した。 コスモスやバラなど数種類が、 無機質な印象のコンコースに和らいだ雰囲気を醸している。 利用者にも 「きれいな花ですね」 と声を掛けられるなど好評という。

また、 第2弾としてことしから、 同駅前の正面玄関の階段を活用して、 縦1・8×横3
・2メートルの和歌山城など市内の名所の絵が描かれたポスターを張り付けた。 同駅を利用する人が、階段やエレベーターから上る際に見え、 目をひくデザインになっている。

高井駅長は 「かつては市駅前ももっと栄えていた。 和歌山の名所をPRし、 県外の人に魅力を知ってもらいたい」。 今後、 プランターを増やす予定もあり、 「気持ちよくお客さんに利用してもらえる駅を目指していけたら」 と話している。
階段を利用した和歌山城のポスター
階段を利用した和歌山城のポスター





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