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全国に先駆けて導入される画像認識レジ(オークワ提供) |
県内スーパー大手の(株)オークワ(本社=和歌山市中島、福西拓也社長)は25日、画像を認識できる新しいレジシステムを日本で初めて導入すると発表した。値引きシールなどの文字をCCDカメラで直接読み取り、素早くレジを通すことが可能になり、客のレジ待ち時間を短縮できる。28日から同市西高松のメッサオークワ高松店に実験導入し、新店舗を中心に順次拡大していく。
レーザー光線を使った従来のレジシステムでは、 値引き商品には値引きバーコードを上張りしたり、 レジ操作で値引き処理をする必要があった。 新システムでは商品に 「半額」 「30円引き」 などの文字のシールを張るだけで済むようになり、 値引きバーコードを作成するコストや手間もなくなる。
また、 従来のセルフレジではたびたびバーコードの読み取りミスが発生し、 商品の角度を変えたりして何度もスキャンする客の姿が見られたが、 新しいレジではそういったミスが発生しにくくなり、 レジの流れがスムーズになると期待できるという。
携帯電話画面のQRコードなども認識でき、 新たな販売促進策にも活用できるとしている。 高松店には有人レジ6台、 セルフレジ6台の計12台を導入する。
システムは東芝テック(株)(本社=東京都品川区、 鈴木護社長)が開発製造。 全国へは4月から一般発売されるという。
オークワでは 「『和歌山より情報発信を』 と願う当社と 『世界を変えるレジシステム開発の実現』 を目指す東芝テックがタッグを組み実現しました。 お客様により一層身近で便利なシステムに生まれ変わります」 としている。
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