2011年01月26日

02.政治・経済

売上を森林整備へ、アサヒビール

世界遺産の森林を守ろう基金

寄付を手渡す関島さん

アサヒビール(株)(本社東京・泉谷直木社長)は26日、同社商品の売り上げの一部を、 公益財団法人県緑化推進会(阪中栄一理事長)の 「世界遺産の森林を守ろう基金」へ寄付した。

同社は平成21年春から、 主力商品 「アサヒスーパードライ」 の売り上げ1本につき1円を、 各都道府県別に環境保護活動などへ寄付する 「うまい! を明日へ!」 プロジェクトをスタート。 県内では同基金へ寄付しており、 今回、 プロジェクト第4弾として、 22年8月下旬から10月下旬に製造した同商品の県内の販売分405万2466円を寄付した。これまで4回の累計寄付金額は1501万9151円。

阪中理事長から感謝状を受け取った同社大阪統括支社長、 関島力さんは 「県民の協力あってのもの。 形になる応援になってきた実感はある。 今後も将来の文化のために役立ててもらいたい」、 阪中理事長は 「植樹祭も間近に迫り、 環境保全への県民の機運は高まりつつある。 アサヒさんの思いを受け止めて、 世界遺産の森を守っていきたい」と話していた。

同基金は、 県内の世界遺産周辺の森林を保全する目的で設立。 同社からの寄付は、 田辺市の発心門王子付近、高野町の町石道沿いなど熊野古道の森林整備に使用し、 今年度は熊野本宮大社から伏拝王子までの整備に使われる。





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