2011年01月28日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

りらで地域活性化考える交流会

生涯学習繋 (けい) パーソンねっとわーく実践交流会

人のつながりについて話し合う参加者たち

県教委主催の 「生涯学習繋 (けい) パーソンねっとわーく実践交流会」 がこのほど、 紀美野町真国宮のりら創造芸術高等専修学校 (山上範子校長) で開かれ、 行政機関、 NPO団体などから約100人が参加。 生徒は参加者と親ぼくを深めながら、 地域活性化について意見を交わした。 「繋パーソン」 はキーパーソンと 「繋ぐ」 をかけた造語で、 人と人のつながりをつくり、 地域課題の解決を目指すのが目的。 平成19年度から県内各地で開催している。

同校は、 過疎化が進む地域で住民と一緒にまちづくりに取り組んでおり、 この日は 「小さなムラの大きな挑戦~若者、 コミュニティ、 大人の結び直し~」 をテーマに話し合った。

生徒たちは同校に来て実感した 「人と人とのつながり」 について紹介。 2年連続で開催したイベント 「世界民族祭」 や、 地元に伝わる伝統芸能 「真国宮御田の舞の復活」 などで住民と深くかかわり、 多くの人に支えてもらったことで感謝の気持ちやきずなが芽生えたという。 1年生の安藤夏美さんは 「つながりはたくさんの人と笑ったり、 けんかしたりすることで太くなっていく関係だと思う」、 2年生の海津由布子さんは 「自分たちの活動が (ニュースなどで) 遠い地域の人にも知ってもらえた。 つながっていくために動くことの大切を知った」 と、 自分たちから積極的に行動して交流していくことの大切さを語った。 3年生の森下竣平君は 「学校に来てから村の人からあいさつをしてもらい、 今では自分からする間柄になった」 と話し、 住民と仲良くなるにつれて学校生活も楽しくなってきたことを紹介した。

また、 この日は山上校長の講演や生徒のタップダンスなどもあった。

主催した県教委生涯学習課は 「この会をきっかけにつながりを深くし、 和歌山をさらに盛り上げていってもらいたい」 としている。





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