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完成した巻きずしを持って笑顔の子どもたち |
3日の節分を前に、和歌山市立雄湊小学校(同市東坂ノ上丁)の親子93人が30日、同校体育館で、34メートルの長い巻きずしを完成させた。昨年初めて挑戦した時の記録、25メートルを、一気に9メートルも更新した。
保護者らでつくる「おのみなと子どもセンター」 が企画。体育館の対角線いっぱいにテーブルを設置し、その上にのり260枚、ご飯25キロ、だし巻き卵とかまぼこ各82本、キュウリ70本、切った鶏肉を並べた。また、巻きずしに和歌山らしさを出そうと、ご飯にミカンを入れたり、紀州鶏肉など県産の食材を使用した。
参加者はのりの上に食材を乗せた後、「まーきずし!」 の掛け声で一気に巻いた。全員で上に持ち上げて巻きずしがつながっているのを確認すると、 「やったー!」 と声を上げて喜んでいた。
完成した巻きずしは約130人前で、端から端が見えないほどの長さになった。2年1組の岡山浩久君(8)は「難しいと思ったけど上手にできた」 とにっこり。土屋智昭センター長(46)は 「和歌山の特色ある巻きずしがうまいことできたので良かったです。来年も記録更新に挑戦したいですが、体育館ではもう伸ばせないですね」と笑っていた。
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