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「たくさん収穫したよ」 と児童 |
紀の川市南中の市立池田小学校 (中西啓子校長、 児童380人) の2年生52人は31日、 同市豊田の畑でダイコン引きに挑戦した。 食育の一環で20年前から続く恒例行事。 参加した赤井大介君 (8) は 「楽しかった。 最初難しかったけどすぐに慣れたよ」 とにっこり。
JA紀の里青年部打田支所 (万谷茂樹部長) が児童を対象に、 「自分たちが食べている食材がどのように作られているのか学んでほしい」 と実施している収穫体験。 畑は200平方メートルほどで、 ダイコンは昨年9月に児童らで種を植えていた。 子どもたちは青年部のメンバーから 「ダイコンが折れないように両手で根本を持つんだよ」 と教えてもらい、 収穫開始。 ダイコンは大きいもので50センチのものもあり、 途中、 先が2つに割れたダイコンを見つけた児童は 「足みたい」 と驚いていた。 この日は1人10本ほどを収穫。 おでんやみそ汁の具などにして給食で出されるという。
万谷部長 (31) は 「収穫される野菜はさまざまな形があり、 すべてがスーパーなど店頭に並ぶのではないことを分かってくれたのでは」 と話していた。
同校ではダイコン引きのほか、 秋にはサツマイモ収穫なども体験している。
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