2011年02月04日

00.社会

植樹祭の地域植樹がスタート

第62回全国植樹祭(5月22日)

苗木を植える児童

第62回全国植樹祭(5月22日)に向けて県内各地で行われる地域植樹が4日、和歌山市を皮切りにスタートした。この日は市立雑賀小学校の5年生166人が、同市深山の森林公園近くの土地約2500平方メートルに、ウバメガシ、コナラ、クスノキなど約2000本の苗木を植えた。

苗木は市内の小学生が昨年から学校で育ててきたものなど。市農林・鳥獣害対策班の雑賀静夫班長は集まった子どもたちを前に、「ここは以前は緑豊かな山でしたが、関西国際空港を建設するために山の土を削って造りました。緑豊かな 『市民の森』 にできたらと願っています」 とあいさつ。子どもたちと一緒に 「全国植樹祭を成功させよう!」 と元気に声を張り上げ、作業を開始した。

温かい日差しの下、軍手をはめた子どもたちは苗木に水をやり、一人約10本ずつ丁寧に植えて土をかぶせた。太田裕貴君(11)は 「また1年くらい経ったらどこまで成長したか見に来たい」 、宮本誠也君(同)は 「山に立ってる木みたいにすくすく大きく育ってほしい」とにっこり。

この土地では5月までにあと3回作業が行われ、合わせて約5300本を植樹する予定。地域植樹は同様に県内全15カ所で行われ、合計約2万4000本を植えるという。





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