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本からさまざまなことを学んだという3人 |
第56回青少年読書感想文全国コンクール(全国学校図書館競技会など主催)の県審査で、県立海南高校の東野日菜さん(1年)、稲垣瞳湖さん(2年)がそれぞれ最優秀賞に輝き、稲垣智哉君(同)が優良賞に選ばれた。
高校生の部には県内20校5254人から応募があり、同校は3人応募して全員入賞という快挙。最優秀賞の東野さんは評論「豊かさとは何か」を読み、「お金やモノだけでなく、自然に恵まれた生活がとても豊かなのだと分かった」と作者の実体験を通していろいろなことを学んだという。稲垣さんはバックパッカーの旅行記「インパラの朝」を通して、作者と一緒にアジアやアフリカを旅したような気分を味わい、「さまざまな文化や観点があることを学べた」と笑顔。優良賞の稲垣君は小説「青空のルーレット」を読んだ感想を書き、若者が夢に向かって壁にぶち当たりながらも頑張る姿に「自分を重ねて感動した」と話していた。
3人とも来年も応募したいと意気込んでいる。
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