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会見で進ちょく状況を報告する仁坂知事 |
県高病原性鳥インフルエンザ対策本部(本部長=仁坂吉伸知事)は18日、 県庁南別館で第2回会議を開き、 防疫対策の進ちょくと今後の方針を確認した。 会議後の会見で仁坂知事は、 殺処分した鶏の埋却をはじめ卵、 飼料、 鶏糞、 堆肥の処理など、 すべての防疫措置を 「遅くとも日曜 (20日) までに終わらせ、 できるだけ早く終息宣言を出したい」 と強調。 県民に 「安心して鶏や卵を食べてほしい」 と呼び掛けた。
対策本部によると、 同日午前4時10分に発生農場の鶏約12万羽の殺処分はすべて終了。 午前10時20分現在、 約2万6000羽の埋却を終えている。 鶏や卵の移動制限区域の解除には法律で21日間必要と定められており、 終息宣言は最短で14日午前零時に出されることになりそうだ。 5カ所に設置されている養鶏関係車両の消毒ポイントは、 24時間体制に移行して引き続き実施していく。
仁坂知事は 「作業にかかわったすべての人に感謝したい」 とし、 発生農場や移動制限を受けた農家に対しては 「県としてできるだけの補償をしていきたい」 と述べた。 感染原因は現時点では不明で、 「将来はもっと目の細かいネットや網に変えていけないといけない」 と話した。
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