2011年03月02日

02.政治・経済

小川県議が最後の一般質問

多くの支持者が見守る中、一般質問する小川議員

多くの支持者が見守る中、一般質問する小川議員

今期で引退を表明している自民党県議団の小川武議員(77)=和歌山市和歌浦中=が1日、この日の本会議で最後の一般質問に登壇した。136席ある傍聴席は支持者で満席、立ち見も出るほどで、職員らは 「こんな傍聴席は見たことがない」「珍しい」 と驚いていた。

小川議員は昭和50年に和歌山市議会議員に初当選。平成3年からは県議会議員として、合わせて36年間、議員生活を送ってきた。一般質問では県債残高、全国植樹祭の活用、地元和歌浦の活性化の3点について県当局をただし、県債については 「子や孫の世代につけ を回さないようお願いしたい」 と要望した。最後に 「長きにわたり議員として過ごすことができたのも皆様のおかげ。深く感謝申し上げる」 とあいさつすると、傍聴席から拍手が起こり、 「ごくろうさん!」 とねぎらいの声が飛んだ。

仁坂吉伸知事は県債の抑制などにしっかり取り組んでいくと答弁し、 「小川議員はいつも元気でエネルギッシュ。いつまでもご指導をお願いします」 と述べた。





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