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人形を小舟に乗せゆっくりと流した |
紀の川市粉河の伝統行事 「紀の川流し雛」 (市文化協会粉河支部主催) が3日、 市役所粉河分庁舎前の中津川で行われた。 参加者は厄を託したひな人形を川に流し、 身のけがれや不幸が洗い流れることを願った。
昭和57年に復活してからことしで30回目。 ひと足早い春を呼ぶ行事として定着している。 この日は粉河寺で祈願祭を行った後、 川までの約1キロをお姫様役の島田早紀さん (18) を先頭に約250人で歩き、 紙で作られた人形や小舟を運んだ。 河原には約150人のカメラマンらがずらりと並び、 人形が次々と流される一瞬の光景をカメラに収めていた。
島田さんは 「カメラでたくさん撮られて照れました。 ことしの粉河の顔に少しはなれたかな」 とにっこり。 同協会の山崎紀久一支部長は 「天気にも恵まれことしも盛大に終わりほっとしています」 と話していた。
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