2011年03月14日

03.スポーツ

県小学生バレー新人大会、福島男子2連覇

福島のエース坂下の闘志溢れるスパイク

福島のエース坂下の闘志溢れるスパイク

第22回県小学生バレーボール男女新人大会(南方嘉門大会長)が13日、御坊市立体育館を主会場に開かれ、各地区代表35チームが激突。 男子決勝リーグでは福島が岩出との全勝対決を制し2連覇を達成した。 女子はYOKO・CLUB(橋本市)が初優勝を飾り、STARSが準優勝、 美里と竜門が3位と健闘した。 しんぽう写真館はこちらから

開会式は全チームの元気な入場行進で幕を開け、 あいさつに立った南方大会長は 「東北地方で起きた大震災で被害に遭われた皆さんに心からお見舞いしたい。 きょうここでバレーボールができることに感謝し、 日ごろの練習してきたプレーを全力で発揮してほしい」 と激励した。

◇男子優勝決定戦
福島2(21―11、21―16)0岩出

男子は印南町勤労者体育センターを会場に9チームが3ゾーンに分かれて予選リーグを戦い、 各1位が決勝リーグに駒を進めた。 優勝決定戦は予選からともに3連勝の福島と岩出が顔を合わせた。 予選では紀の国VBCや貴志川の粘りにやや苦戦しながらも、 効果的なサーブでリズムを取り戻し勝ち上がってきた福島は、 開始早々から寺田のサービスエースや相手の意表を突くパスアタックで5点をリードした。 岩出も髙松や新田を中心に挽回を狙ったが、 要所では福島のエース坂下の力強いスパイクがさく裂、 20―11のセットポイントからはセッター寺田のスパイクで第1セットを奪った。

主導権を握った福島は第2セットも竹中のスパイクや西澤の好サーブで着実にリードを広げ、 両チーム一歩も譲らないラリーで西川や廣間の果敢なレシーブがピンチを救った。 20―16で迎えたマッチポイントでも寺田のツー攻撃が決まり2年連続の優勝トロフィーを手した。

◇女子決勝
YOKO・CLUB2(21―8、21―11)0STARS

26チームが出場した女子は、 市立体育館と松洋中体育館でトーナメント戦が行われ、 決勝は前回準優勝のYOKO・CLUBとSTARSが対戦した。 1回戦から準決勝までの4試合の内3試合をフルセットという接戦に強さを発揮したSTARSだが、 YOKOの積極的な攻撃に得点を許し、 北東のスパイクや森本のサービスエースで追い上げたが反撃も実らず8―21で第1セットを失った。

第2セットは佐々木のスパイクがさえ、 序盤はシーソーゲームとなったが、 中盤からはYOKOのパワーに押され、 11―21で涙をのんだ。 各入賞チームは次の通り。

【男子】
《福島》監督=岡本佐和子▽コーチ=佐武香▽主将=坂下啓斗▽選手=寺田倭、 竹中晴、 西澤颯眞、 西川協汰、 廣間海、 遠山侑生、 小笠原大知

《岩出》監督=井端俊二▽コーチ=羽山佳代子▽マネジャー=亀井颯▽主将=阪口陽太▽選手=髙松大稀、 小栗大輝、 梅田陽登、 岩渕匠、 新田義宗、 橋本龍真、 郡未来人、 橋詰直輝、 梅田朋哉、 宗和柾樹、 新田将義

【女子】
《STARS》監督=西村崇司▽コーチ=土居久起▽マネジャー=岡本真由美▽主将=瀧本さくら▽選手=北東波奈乃、 後和七海、 佐々木美友、 脇み来、 西村美海、 森本真佳、 硯実紅、 向山明具里、 鯨優奈、 野上里奈、 泉榛香

《美里》監督=堂西孝俊▽コーチ=坂本雅律▽マネジャー=寺中悦子▽主将=段木愛那▽選手=寺中春陽、 井戸向那奈、 前久保美優、 坂口美瑠、 森谷澄花、 徳田帆菜、 堂西玲菜、 東芝菖

《竜門》監督=湯浅永一▽コーチ=西田良隆▽マネジャー=山本伊津美▽主将=伴野たばさ▽選手=吉田早希、 宮城葵、 奥谷祐果、 山本侑奈、 西山綾郁、 谷口莉佳子、 奥田明美、 野口栞那、 吉田奈保、 宮城茉歩呂





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