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空きスペースを活用して作られた西和いこいの道 |
和歌山市砂山南の市立西和中学校(岩本章校長)正門北側で工事が進められていた 「西和いこいの道」 が23日、 開通した。 同校生徒会役員ら約40人が道に設けられた25カ所の花壇にサルビアやアジサイなど15種類499本の花を植え、 色鮮やかな遊歩道に仕上げた。
平成19年度からの同校の改築工事に伴い、木で生い茂っていた空きスペースを有効活用しようと昨年11月20日に工事を開始し、 今月19日に完成。 デザインを和歌山大学に依頼し、 大学院1年生の中家浩一さん、 小西正人さん、 藤原佑樹さんの3人が 「交流」 をイメージして設計した。 幅6・4メートル、 総延長43メートルで、 地域住民と生徒のコミュニケーションを図る場などとして活用される。 道の名前は同校でアンケートを実施し、 その中から同市が選んだ。
同道には、 再生木材を使用したベンチや花壇の花に水を与えるための井戸も設置。 太陽光発電で動く3機の街灯も完備し、 約2メートルあったコンクリート塀を、 1メートル程度のフェンスに取り替えた。
大江嘉幸市教育長は 「コミュニケーションの場、 癒やしの場、 希望の場としてきずなが広がっていけば」、 生徒会長の前田伊織君(14)は 「みんなが楽しく座って話せる良い環境ができてよかった」 と話していた。
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