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小さい子も火渡りを体験 |
高津のお大師さんで親しまれる海南市高津の光道寺 (前山恵峰住職) でこのほど、 大祭が行われた。 卒塔婆や護摩木を燃やした灰の上を歩く 「火渡り」 には、 子どもから大人まで多くの参拝者が参加し、 熱い灰の上をはだしで歩いて一年の無病息災を願った。
弘法大師が入定 (にゅうじょう、 無我の境地に入ること) した日に合わせ、 家内安全などの祈願や先祖供養を兼ねて毎年実施。 山伏たちが火渡りの灰を竹で平らにならし、 清めの塩をたっぷりまいた後、 参拝者たちははだしになって灰の上を歩いた。 参加者の中には親に抱き上げられる幼児など、 一緒に渡る家族の姿も見られた。
毎年参拝して火渡りに参加しているという有田市箕島の女性 (69) は、 「いつも健康でいられ、 本当にありがたいことです」 と笑顔。 孫の男の子 (13) は 「火渡りは何回も体験した。 灰の上は思ったより熱くなかったです」 と話していた。 また、 本堂内では、 四国88カ所の砂を踏む 「お砂踏み」 や、 もちまきも行われた。
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05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
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