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多くの支持者を前に第一声を発つ候補者 |
統一地方選前半の県議選(定数42)が1日告示され、 県内各地で54人の立候補者が有権者に第一声を放った。 14選挙区中5選挙区で無投票の公算が大きい中、 本紙エリアでは和歌山市(定数15)、 紀の川市(定数3)の2選挙区に定数を超える予想通りの顔ぶれが出馬。 10日の投開票日まで、 県民の代表を選ぶ9日間の舌戦が展開される。
東日本大震災の影響もあり投票率は下がるとの見方が強い。 逆風のため県全域で4人しか擁立できなかった民主に対し、 自民がどこまで勢力を拡大するかが注目される。 津波などへの防災対策や、 県人口100万人を割ったことを受けての景気対策などが主な争点となりそうだ。
前回より定数1減となった和歌山市選挙区には、 現職15、 元職1、 新人1の計17人が立候補。 党派別では自民6、 無所属5、 公明3、 共産2、 民主1で、 無所属のうち3人が民主の推薦を受けている。 3月31日現在の同選挙区の有権者数は31万2883人(男14万6390人、 女16万6493人)。
立候補の受け付けは和歌山市が県庁、 海南市・海草郡選挙区が海南市役所、 ほかの選挙区は所管の各振興局で午前8時半から行われ、 届出を済ませた陣営は選挙運動の 「七つ道具」 を受け取り、 選挙事務所に走った。
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