2011年04月03日

02.政治・経済/05.紀の川・岩出・海南・紀美野

トップ争いに熱、紀の川市選挙区

県議選紀の川市選挙区

県議選紀の川市選挙区 (定数3) には現職3、 新人1の4人が立候補した=写真。 告示前は盛り上がりに欠けた雰囲気もあったが、 出陣式では多くの支持者が集まり、 10日の投開票に向けて意識が高まってきた。 明確な争点がない中、 トップ当選を奪い合う戦いになりそうだ。

現職3人に対抗する新人の谷口和秀氏(44) =無新・竹房=。 とにかく思いを伝えたいと地道な草の根作戦だ。 自転車で地域を回り有権者に「県政一新」を訴える。車から降りて握手を求める有権者もおり、潜在能力は未知数。今後どれだけ有権者に公約を浸透させられるかが鍵になりそう。
精力的に活動している岸本健氏(40)=自民現1・荒見=は前哨戦で靴一足を履きつぶした。陣営は、 草刈り場の様相をみせている那賀地区(7000人)と打田地区(1万3000人)を相当数押さえたとし、 前回の最下位当選(8183票)の脱出に挑む。

服部一氏(69)=自民現1・東川原=も今回の選挙に懸ける思いは強い。前回1万1324票(投票率65%)でトップ当選。「王座は譲らない」と現職3陣営で一番早く、2カ月前から選挙に備えた。市内全域を対象に後援会活動に奔走。 後を追う候補者を押さえようと必死の抗戦だ。市内2番目大票田の粉河(1万3000人)の票を確実に固めたい。

4選を目指し「トップ当選しかない」と意気込む前回2位当選(9349票)の山田正彦氏(69)=自民現3・貴志川町井ノ口=。市内最大票田の貴志川(1万7000人)に陣取る。川南の桃山(6500人)にも根を張り一番の安定感だ。前哨戦で確実に支持固めをしているとみられ選挙戦を有利に進める。同選挙区の3月31日現在の有権者数は5万5646人。【紹介は届け出順・文中のかっこ内は地区別有権者数】





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