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常に明るく振る舞うその姿に、政治家にない親しみやすさを感じる人も多い。父である故・光造代議士が力を入れ取り組んだ「人に優しい政治」「人権が尊重される心豊かな社会」を政治理念として引き継ぎ、「一生懸命まじめに、困った人がいれば手を差し伸べる政治家になりたい」と地元に根付いた政治活動を志す。
県議会生活1期4年の中で心に残っている仕事は、聴覚障害者のために、これまで入院患者が利用できなかった手話通訳者派遣制度の制定。2年掛けて政策実現にこじつけた。そのほか、老朽化が進む市内のため池や河川の改修問題にも力を入れる。農家の所得向上も政策の一つに挙げ「最新の冷蔵技術を使い、出荷時期を調整し付加価値を付けるべき」と提案する。
「ご迷惑お掛けします」。演説では常に低姿勢。言葉を選び、冷静に話しながらも、時折つける抑揚が印象に残る。自身を「まだまだ駆け出し」と表現する。同年代も多い後援会は、若く元気がある。機動力を十分に生かした選挙戦で県議2期目を目指す。
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