2011年04月08日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

下津歴史民俗資料館が今年度で閉館

下津歴史民俗資料館が今年度で閉館

明秀上人が使用した貴重なけさ

海南市下津町上の下津歴史民俗資料館 (中谷澄雄館長) で今年度の前期展が始まった。 8月31日まで。 無料。

テーマは 「もう一度見たい絵、 書、 文書、 工芸展」 「山下充彦青山窯陶芸展」 の2つ。 同館は昭和53年4月に開館し、 来年3月で閉館となるため、 約33年間の見納め展となっている。

地域に協力してもらい、 それぞれの家人が所有してきた貴重な古文書や生活用具、 掛け軸など約100点を展示。 特に貴重な作品では、 西山浄土宗の教えを説くなど活躍した明秀上人 (1403生~1487没) が使っていた貴重なけさ (竹園社所蔵)、 室町時代の浄土真宗の僧・蓮如上人が1400年代後半に真筆し、 奉献した名号なども展示されている。

また、 県出身の陶芸家として現在も活躍する山下氏の花器なども飾っている。 中谷館長は 「貴重な作品ばかり。 この1年で閉館となってしまうので、 ぜひ見納めに来館してほしい」 と呼び掛けている。 月、 火曜は休館。 午前9時から午後4時半まで開館している。 問い合わせは、 同館 (TEL073・492・4826) へ。





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