2011年04月15日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

カフェ・ムロで30日まで「春のお便り展」

カフェ・ムロで30日まで「春のお便り展」

特大画 「飯綱山烏天狗(からすてんぐ)」 の作品と徳永さん

売り上げを寄付し東日本大震災の被災地を応援したいと、 県内作家のポストカードなどを展示即売する 「春のお便り展」 が30日まで、 紀の川市最上のカフェ 「MURO (ムロ)」 で開かれている。 毎年恒例の作品展で、 今回はかわいい地蔵画とメッセージが好評の和歌山市松江在住の絵本作家、 徳永統子さん (40) が初参加。 徳永さんは 「大きなことはできないが、 被災地を応援する一つになれば」 と話している。

徳永さんの作品で展示されているのは、 絵本や石の地蔵、 ポストカード、 絵画など約60点。 それぞれに 「生まれてきてくれてありがとう」 といったメッセージが添えられている。

理学療法士の徳永さんは、 7年ほど前に難病の発症が原因で勤めていた病院を退職。 手がまひする中で描いた、 パソコン画像作品が出版社のコンテストで目に留まり、 平成18年に初の著書 「私が生きるということ」 を出版した。 現在は病気と向き合いながら、 同市内の介護老人福祉施設で勤務し、 自然との共生をテーマに作家活動を続けている。

展示は徳永さんを含む10人が参加し、 義援金に賛同した作家の売り上げは全額被災地に寄付される。午前9時から午後5時。 問い合わせは同カフェ (TEL0736・66・9535)。





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