2011年04月19日

02.政治・経済/05.紀の川・岩出・海南・紀美野

予想外の1人含む16人出馬 紀美野町議選

予想外の1人含む16人出馬 紀美野町議選

任期満了に伴う紀美野町議選(定数14)は19日告示され、16人(現職13、元職1、新人2)が立候補した。これまで15人の出馬が予想されていたが、新たに元職1人が立候補し、2人オーバーの選挙戦が始まった。投開票は24日。18日現在の有権者数は計9434人(男性4327人、女性5107人)。記事は同日午前現在。


党派別の内訳は無所属が現職11、元職1、新人1▽共産が現職2▽公明が新人1。元職は松下博氏(72)=同町小畑=で平成19年までに野上町会議員に5回当選している。午前現在、本紙と本人の連絡がついておらず、家族は「立候補を取り消す」と話しており、届け出受け付けが締め切られる午後5時までに立候補を取りやめる可能性もある。

町選管はこの日、午前8時半から中央公民館で立候補届け出を受け付け。陣営関係者は届け出順が決まると、急ぎ足で事務所に戻った。ある候補者の出陣式には、近隣住民や関係者ら約100人が参加。候補者は「紀美野に生まれて良かったと思えるまちづくりをしたい。5日間、この身をなげうって全力で頑張ります」と声を張り上げた。

東日本大震災の影響で選挙活動は全体的に自粛ムードだが、初日は盛大に行おうと、各候補者たちは、午前中から積極的に街宣車で町内を巡回しながら名前を売り込んでいた。

紀美野町は少子高齢化、過疎化といった課題を抱えた山間地帯の町。候補者の多くは「若者定住」「福祉向上」など活力ある地域づくりを中心施策として訴えている。





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