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野外音楽堂で本番さながらのリハ(創作舞踊等) |
天皇皇后両陛下をお迎えして5月22日に行われる第62回全国植樹祭の総合リハーサルが17日、会場となる田辺市の新庄総合公園で行われ、出演者や参加者1200人が約1カ月後に迫った本番へ備えた。
午前中はそれぞれが個別に練習し、午後からは会場となる野外音楽堂で本番と同じ進行通りにリハーサル。山伏姿の修験者がほら貝を吹き、奥熊野太鼓が勇壮に響かせ、りら創造芸術高等専修学校(紀美野町)の学生は白い衣装で創作舞踊、県内の小学5年生でつくる 「みどりの少年団」 は竹ポット苗を披露するなど、それぞれの役割をこなしていった。
天皇皇后両陛下役を仁坂吉伸知事役が迎えると、練習とはいえ会場は少し緊張感が増し、ウバメガシやヤマモモなどのお手植えも実際に行った。天皇皇后両陛下が帰られた後、エンディングとなるプロローグでは、県立田辺中学・高校合唱部、和歌山児童合唱団、地元小学生ら参加者が「御坊祭」 の伊勢音頭のアレンジを口ずさみながら、 「サイテクリョー」 の掛け声で片手を突き上げるなどのパフォーマンスも練習してにぎやかに幕を閉じ、参加者は 「本番が楽しみ」 と笑みをこぼしていた。
リハーサルを見守った県農林水産部の増谷行紀部長は 「こうして大勢の皆さんの協力をいただいていることに感謝している。皆さんが熱心に努力を重ねている姿を見て、本番もきっとうまくいくだろうと確信した」 と近づく本番へ胸を躍らせていた。
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