矢田九段との対戦も　紀の川市囲碁大会

第2回紀の川市囲碁大会が1日、同市貴志川町上野山の中貴志コミュニティセンターで開かれ、参加者は矢田直己九段(37)との対戦やトーナメント戦を楽しんだ。

腕自慢の60人が参加。矢田さんは同時に3人を相手にするなど実力を見せ、会場を沸かせていた。参加者全員によるトーナメント戦では、2クラスに分かれ対戦した。参加した囲碁歴9年の県立桐蔭高校2年、竹内友里恵さん(16)は「囲碁の魅力はたくさんの人と出会えることです。これからも頑張ります」と話していた。この日は東日本大震災の義援金の募金も行われ、集まった2万円は(株)和歌山新報社(和歌山市福町)から県を通じて被災地に送られる。各クラスの上位は次の皆さん。

〔Aクラス〕1西俊二(海南市黒江)2田明(同市船尾)3出嶋耕平(和歌山市鳴神)〔Bクラス〕1三龍直人(紀の川市黒土)2松下準人(岩出市中迫)3田勝(紀の川市貴志川町神戸)