2011年05月18日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

冷水の海南港で赤潮発生

県農林水産部水産局資源管理課は17日、 海南市冷水の海南港で本年度初となる赤潮が発生したと発表した。

毒性はないが、 魚などに悪影響を及ぼす可能性があるとしている。

同課によると、 同日午前10時半ごろ、 湾内でヘテロシグマアカシオが発生。 漁協からの連絡で海草振興局職員が採水し、 同課で調べた。

分布は500×2000メートルの範囲にわたり、 港の南側で濃くなっている。 水温は22・5度。 色は濃い黄みのだいだい色。 細胞密度は1ミリリットル中に9万5000個体。 これが10万個体を超える高濃度になると、 プランクトンが海水中の酸素を大量に消費し、 魚などに影響が出る可能性がある。 同日現在、 魚が死ぬなど被害は出ていない。





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