2011年05月19日

02.政治・経済

「絆クラブ」が市議会最大会派に

当選証書を受け取る浦平氏(19日、市選管事務局)

当選証書を受け取る浦平氏(19日、市選管事務局)

和歌山市議会の石谷保和議員(享年64歳)の死去に伴い、市選挙管理委員会は19日、選挙会を開き、先月24日の選挙で次点だった浦平美博氏(39)の繰り上げ当選を決めた。浦平氏は取材に対し、新会派「絆(きづな)クラブ」入りを表明。同会派は同数だった「市民クラブ」(11人)より1人多くなり、単独最大会派に躍り出ることになった。

浦平さんは、國士館大学を卒業後、県立和歌山西高校や和歌山北高校で体育教諭として勤務し、生徒指導や剣道部顧問も担当した。今回の選挙では、教育改革を全面に打ち出して2044票を獲得していた。

浦平氏は市選管事務局で当選証書を受け取った。報道陣に対しては「正直、複雑です」と答え、「この4年間はどんな仕事でもして子どもたちに生活をさせなあかんと思って、落選後すぐに就職活動をしていた。家族のことを思うと、助けていただいたという気持ちが大きい」と話した。絆クラブには親しい議員がいるとし、「悩んだが、お世話になった人への恩を忘れてはいけないので絆クラブへ入ります」と述べた。





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