2011年05月30日

03.スポーツ

女子代表4チーム決まる バレーボール小学生県大会へ

第31回全日本バレーボール小学生大会和歌山市予選女子の部

力強い城北・本村

第31回全日本バレーボール小学生大会和歌山市予選女子の部は29日、河南体育館で開かれ、県大会出場5枠の内、各ブロックを制した城北、安原、Sジュニア、 和歌浦の4チームが代表に決まった。 試合開始後に台風2号接近による大雨警報が発令され、 選手たちの安全を第一に日程を切り上げての対応となったが、コート内では野外の荒天を吹き飛ばす力強いプレーが相次いだ。 敗者復活の5位決定戦は6月4日に松江小学校体育館で、県大会は26日に和歌山ビッグホエールで行われる。 しんぽう写真館はこちらから

予選は13チームがトーナメントで熱戦を展開、 実力伯仲の今シーズンを象徴するように、 わずか1週間前のスポーツ少年団大会で県大会出場切符を手にした新南、 和佐が敗退、 代わって安原が出場権を獲得した。 和歌浦は2大会連続、 城北とSジュニアは新人戦から3大会連続での県大会となる。

開会後の警報発令による日程変更は、 監督だけでなく保護者の声も聞きながら実施。 決勝、 準決勝を中止とし、 県大会の出場が決定するブロック決勝までを行い、 5位決定戦を後日とする短縮日程に切り替えた。

Aブロック決勝では、城北と新南が対戦。 今西のサービスエースなどで序盤リードした城北を、 新南が猛追したが、 あと1歩届かず、 第1セットを城北が奪った。 第2セットは城北の本村、 新南の佐藤の両エースが奮闘。 シーソーゲームとなったが、 終盤に突き放した城北は20―15のマッチポイントで、 小林がスパイクを決め接戦に終止符を打った。

Bブロック決勝は、 1回戦で和佐を逆転で破った安原と新人戦の代表浜宮が顔を合わせた。 安原は井上茉のスパイクや積極的な山本主将を中心とする全員バレーで、浜宮を圧倒、 第1セットを先取すると、 第2セットは浜宮が吉川主将のスパイクや井上楓のブロックでリードを広げたが、 中盤で安原が挽回、 12―12の同点から一気に逆転すると勢いは止まらず21―16で振り切った。

Cブロック決勝は、 新人戦、 スポ少大会2冠のSジュニアに楠見が挑んだ。 Sジュニアは早々から吉村のサービスエースで主導権を握ると、 竹本や宮本のスパイクが次々さく裂。 21―5と第1セットをパワーで押し切った。 第2セットも武田主将や阪本のサービスエースでリードを広げ20―5のマッチポイントでも竹本のスパイクがヒット、 相手にすきを与えず圧勝した。

Dブロック決勝は和歌浦と福島が激突。 ややサーブレシーブに苦戦する福島を、 和歌浦が巧みな攻めで得点を重ね21―8で第1セットを奪取した。 反撃に燃える福島は鈴木主将が攻守に活躍、 第2セットは津森や三塩のスパイクで5―4とリードしたが、 和歌浦も積極的なサーブと、 相手の動きを把握した木野主将のパスアタックや谷の力強いスパイクで一気に逆転、 21―13で快勝した。 優勝メンバーは次の皆さん。

《城北》監督=宇藤裕子▽主将=木村ひまり▽選手=本村絢香、 百合穂の美、 楠本唄子、 今西未侑、 小林沙帆、 堤谷咲音、 牛居奈穂、 百合姫佳吏、 丸山喜容子、 堀田涼羽

《安原》監督=吉田圭吾▽主将=山本絢里▽選手=山本亜紀、 山本珠々里、 井上茉侑、 西芽依、 井辺朝子、 浜野純奈、 西川さくら

《Sジュニア》監督=仮屋千容子▽主将=武田伊涼▽選手=吉村奈純、 阪本舞雪、 辻本和花、 竹本日菜、 宮本一季、 岡田侑莉、 河野茜、 数原女神

《和歌浦》監督=高田泰男▽主将=木野汐莉▽選手=和中万佑子、 西出愛未、 谷美波、 森本真美、 淡路水葉、 北嶋柚葉、 東春花





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