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定例会見で節電について説明する仁坂知事 |
仁坂吉伸知事は15日、定例の記者会見で 「わかやま節電アクションプラン」 を発表した。22日(夏至)から9月23日(秋分の日)までを対象期間とし、前年同期比で電気使用量5%、8月は10%の削減を目指す。県庁だけでなく、県内の一般家庭や事業所にも呼び掛ける。
県内の経済活動や家庭生活に支障が出ない範囲での節電プランになっているという。県庁内では冷房の運転時間を1時間短くし、廊下の照明を半分消灯。8月1日から31日までエレベーターの運転を半減させ、毎日を 「ノー残業デー」 とする。家庭や事業所にも、エアコンの設定温度を28度にするなどの 「基本アクション」 の実施を働き掛ける。3割の家庭、事業所で取り組めばそれぞれ5%以上の節電になるという。
また、県民一人当たりの使用電力量が全国で2番目に高くなっていることを考慮し、家庭での節電対策として外出を促すキャンペーンを打ち出す。県立近代美術館など県の4施設で8月2日から31日まで入館料を割り引きする。
関西電力が呼び掛けている 「15%削減」 について、仁坂知事は 「ちょっと乱暴。生産活動を一部で止めるなどしなければ達成できない数字。きちんと説明をしてほしい」 と話した。
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