2011年06月17日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

地元の漆育てよう 曙山会が根来山で草刈り

曙山会が根来山で草刈り

ウルシ周辺の草を刈る池ノ上さんら

根来寺根来塗師の池ノ上曙山さん (51) とその弟子でつくる 「曙山会」 のメンバーら33人が15日、 岩出市根来の根来山げんきの森に植えている50本の漆の木周辺で除草作業を行った。

漆の木は、 根来産の漆を使った作品づくりを目指し、 5年前に植えたもの。 今では大きいもので5メートルほどに成長している。この日は、 おととし11月に脳出血で倒れ、 約1年間の闘病生活を送った池ノ上さんが復帰後初めて参加。 池ノ上さんはくわを持ち、 弟子らと共に約1時間汗を流した。

一般的に漆を採取できるようになるまで10年かかるといわれている。 池ノ上さんは 「伝統工芸の創作活動には草刈りのような地道な活動も意味のある大切な作業なんですよ」 と話していた。





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