2011年06月22日

00.社会

市が7月からチャイルドシート貸し出し

和歌山市が7月からチャイルドシート貸し出し

7月から貸し出しが始まるチャイルドシート

経済的な育児負担を軽減しようと和歌山市は7月1日から、チャイルドシート(3歳まで)とジュニアシート(3歳から6歳)を無料で貸し出す。貸し出し期間は最長6カ月以内で、希望日の2カ月前から電話で予約を受け付ける。ただし、貸し出し時にクリーニング代として2500円が必要になる。

県内ではすさみ町や県交通安全協会などが無料貸し出しを実施。同協会の場合は1週間程度の短期利用になっている。市はチャイルドシート40台、ジュニアシート10台を新しく購入し、市として初めて貸し出しを行う。
チャイルドシートの普及が目的ではなく、所得が少ない若年世帯などを経済的に支援したい狙いがある。シートは年齢によって交換する必要があり、値段も2万円前後が相場のため、2人以上子どもがいる家庭ではシート購入費用が負担になることがある。実家に里帰り中の子どもを対象にした貸し出しも可能だ。

こども家庭課は「少しでも経済的な負担が減ればうれしい。多くの市民の皆さんに使ってほしい」 と話している。

対象条件は、市内に住んでいること▽自動車運転免許証を持っていること▽6歳児未満の幼児を養育していること(里帰り中の幼児も含む)▽自動車の後部座席に3点式シートベルトが装着されていることの4点。貸し出し時に、免許証の写し▽使用する幼児の健康保険証、または母子手帳(共に写しも可)▽印鑑が必要になる。

申請先と貸し出し窓口は次の通り。

市社会福祉協議会(小人町29、TEL073・431・5246)チャイルドシート15台、ジュニアシート5台▽まちかどキッズステーション(東蔵前丁4ファーストビル2階、TEL073・424・5520)同5台、同2台▽NPO法人ワック和歌山(西高松2―1―4、TEL073・414・1189)同10台、同2台▽同法人和歌山こどもの広場(美園町5―9―1、TEL073・428・2411)同5台、同1台▽市地域子育て支援センターなかのしま(中之島1496、TEL073・422・8661)チャイルドシートのみ2台





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