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楽しそうに体験する子どもたち |
海南市溝ノ口の平和酒造(株) (山本文男社長) はこのほど、 自社の田んぼで田植え体験を行い、 3歳から62歳までの24人が参加した。
地元に根ざした酒造りをしようと毎年続けており、 ことしで6回目。 米は酒米に最適とされる山田錦を使用。 参加者は稲の束を手に等間隔に横に並ぶと、 足並みをそろえてゆっくりと植えていった。 中には尻もちをついて泥まみれになる子どもも。 田植えは約2時間かけて行い、 参加者は 「昔の人はこんなに苦労して米を作ってたんやな」 と米作りの大変さを口にしていた。
田植え後は毎年恒例の利き酒体験や、 昨年から始めた蔵見学もあった。
和歌山市四箇郷地区から参加した松本紗季ちゃん (9)、 清水悠葵ちゃん (同) は 「泥で遊べて楽しかった。 また植えてみたい」 とにっこり。 山本社長は 「東北の人たちのことを考えると、 この自然の恵みにありがたさを感じる。 皆さんと一緒に米を作る喜びはこの上ない幸せです」 と話していた。
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05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
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