2011年06月28日

02.政治・経済

和歌山県の防災ハード面「完璧は5割ほど」

県の宇恵元昭危機管理監は28日、紀南地方を中心とした避難場所や堤防などのハード面の防災対策について「完璧なのは5割ほどで、今後、防災教育や避難訓練などのソフト面と一緒に調和の取れた整備をしていきたい」と述べた。この日の県議会東南海・南海地震対策特別委員会で、中村裕一議員(自民)の「県の議論はハード面をなおざりにしている」との指摘に答えた。

委員会では、大震災発生から来館者が急増している「広川町立稲むらの火の館」について、県営に移行するよう知事へ申し入れることを決定。県は、3年に1回行っている県民意識調査で、県民の東日本大震災発生時の行動について把握しようと質問項目を考案していることを報告した。

また各議員は、県内の災害拠点病院8病院の医薬品備蓄の充実や、病院船導入に向けた国への働き掛けなどを県に要望した。





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