2011年07月07日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

児童と15年目の稚魚放流 打田鯉放会

打田鯉放会

「元気に育ってね」 と児童たち

児童の自然を大切にする気持ちを育もうと、 紀の川市の打田鯉放会 (大河内正裕会長) は5日、 地元の小学生と一緒に、 同市打田の佐川にコイの稚魚を放流した。 ことしで15年目の活動で、 コイも年々、 川に定着。 春になると産卵のため川を遡上 (そじょう) するコイも多く見られるようになっているという。

この日放流したのは、 市立田中小学校 (同市打田、 辻久夫校長) の4年生95人。

佐川と烏子川の合流部の河川敷で、 バケツに入れたニシキゴイの稚魚540匹を放した。

児童らは初めての体験に 「流れずにあそこで泳いでる!」 などと大はしゃぎだった。 上田樹君 (9) は 「楽しかった。 川を守って、 コイに大きく育ってほしい」 とにっこり。

同会は放流活動の他、 春と秋の年2回、 地元企業と協力して清掃活動も実施。 先月27日にも今回の放流を前に、 パナソニック(株)エナジー社和歌山工場 (同市打田) の従業員らと同川を清掃した。

大河内会長(60)は 「ことしで15年目を迎え活動も定着しています。 今後は市内、 他の学校にも活動が広がればいいですね」 と話している。





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