黒江ミニバスケクラブが全関西初出場

海南市の黒江ミニバスケットボールクラブ (通阪充宏監督) は、 12日に広島県立総合体育館で開幕する 「東日本大震災」 被災地復興支援第35回全関西ミニバスケットボール交歓大会に初出場する。 「元気にひたむきに」 をモットーに、 「バスケを楽しみながら、 まずは1勝を」 と張り切っている。

チームは全体的におとなしい選手が多いというが、 団結力は他のチームに負けない。 平均身長は約140センチと小柄で、 ベストメンバーは平均150センチ超。 特にセンターの出口は、 156センチと最長身で、リング下でのパワー勝負は頼もしく、攻守ともに活躍が期待できる。

出口と一緒に攻撃を組み立てるのは、 ポイントガードの尾崎。 自ら点を取りながら、 流れを読んで試合をつくっていけるなど主将としての信頼も厚い。

シューティングガードの中根は、 持ち前の明るさで仲間を活気付け、 得意のカットインで得点を稼ぐなどチームの盛り上げ役。 フォワードの山崎は、 特に体力に光るものがあり攻防力に優れる。 坂口はおっとりしているもののリバウンドを得意とする縁の下の力持ちだ。

他にも積極的なシュートが光る通阪、 最近スピードが付いてきた谷口、 じっくり練習をこなす頑張り屋の栗生など、 個性豊かなメンバーがそろった。

尾崎主将は 「みんなで力を合わせて頑張りたい」 と意気込んでいる。

〔黒江ミニバスケットボールクラブ〕
監督=通阪充宏▽コーチ=宮本浩匡▽アシスタントコーチ=名手雅俊▽主将=尾崎愛美▽選手=中根美華、通阪菜緒、 山崎裕香、 谷口むつみ、 坂口桃香、出口楓宇莉、 栗生佳那子、 岡田愛加、 目崎玲香、西脇史華、 土屋玲奈、 木地若葉、 重光凛