2011年08月18日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

りらと海南RCの11人 気仙沼市に出発

りらと海南RCの11人 気仙沼市に出発

ボランティアへ向かう11人

東日本大震災の被災地で復興支援ボランティアをしようと、 りら創造芸術高等専修学校 (紀美野町真国宮) の卒業生や社会奉仕団体 「海南東ロータリークラブ」 の会員ら計11人が17日、 宮城県気仙沼市へ向けて海南市を出発した。 日程は21日までの5日間。 同市の特産品である生活日用品などを物資として届ける他、 現地での指示に従い、 作業を手伝う。

発起人は、 卒業生らが所属する 「海南・海南東ローターアクトクラブ」 会長で、 同校教諭の鞍雄介さん (30)。 震災後、 自分たちに何ができるかを考え、「夏になったら現地が落ち着くはずなのでとにかく行こう」 と計画していた。

海南市は県の沿岸にあり、 東南海・南海地震が起これば被害額は県内最大規模の約5000億円に達すると予想されている。 先日も市社会福祉協議会の災害ボランティアバスが運行されるなど、 とりわけ震災やその復興に対する関心が高い。

鞍さんは 「沿岸部の海南市だからこそ、 行くことに意義があるはず。 現地とのつながりや接点を探しに行くことも目的の一つ」 と話す。 つながりができれば、 個人レベルでの支援物資のやり取りも行いやすく、 舞台発表や芸術を学ぶ同校ならではの支援方法も何かあるのではないか、 と期待している。





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