2011年08月18日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

数十年に一度の「トックリラン」咲く

数十年に一度の「トックリラン」

甘い香りを漂わせるトックリランの花

数十年に一度しか咲かないといわれる 「トックリラン」 (リュウゼツラン科) が、 岩出市東坂本の県植物公園緑花センター (岡田恵美園長) の温室で花を咲かせた。

同センターによると、 種から育てて花が咲くまでに60年かかる場合もあるという。 同センターでは開花したという記録が残されていないため、 昭和54年5月の開園から初めての開花とみられる。

木は高さ6メートルに成長。 花は淡い黄色で、 甘い香りに気付いた職員が発見した。

来園していた大阪府泉大津市の堀川高徳さん (70) は 「数十年に一度しか咲かない花に偶然巡り合えて幸せな気分になりました」 と笑顔。

花は数日で散るとみられ、 同園は 「これを見逃すと、 10年以上見られないかもしれませんよ」 と来園を呼び掛けている。

問い合わせは同園 (TEL0736・62・4029)。





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