2011年08月30日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

「肉汁たっぷりでおいしいですよ」と笑顔のスタッフ

「ししまんドッグ」が人気 たまゆらの里 - 「肉汁たっぷりでおいしいですよ」と笑顔のスタッフ

「ししまんドッグ」が人気 たまゆらの里

紀美野町長谷宮の宿泊施設「たまゆらの里」(岡本尚社長)が、地元産のイノシシ肉を使ったホットドッグのような肉まん「ししまんドッグ」を開発し、人気を呼んでいる。値段は1個420円。同施設は「肉の臭みもなく、子どもから大人まで食べやすい味に仕上がりました。ぜひ一度ご賞味を」とPRしている。


イノシシ肉は、濃厚な割にしつこくなく、軟らかくて食べやすいのが特長。牛肉と比べても低脂肪、低カロリーで、女性に人気という。ししまんドッグの材料はイノシシ肉の他、国産の豚肉、ハクサイ、ニラ、春雨などを使用。大きさは長さ約20センチ、幅約8センチ。通常の肉まんより約1・5倍大きく食べ応えがある。

数年前、岡本社長が「地元食材を使ったオリジナル商品を作ろう」と企画。以前、「みさとチューリップ園」(同町大角、平成20年4月閉園)で販売したところ好評で、今回さらに改良を加えて完成させた。苦労した点は「いかに肉汁を中に閉じ込められるか」。試行錯誤の末、「湯葉」で具材を包むことで、うまくいったという。

昨年秋ごろから不定期で販売したところ、物珍しさや意外なおいしさから、徐々に客の間で話題となり、ことしの夏から本格的に売り出すことにした。

同施設で生地をこねるところから全て手作りで行っているため、食べてみたい人は事前に確認が必要。販売部サブマネジャーの山本健介さん(29)は「地元に密着したオリジナリティーのある商品をこれからも出していきたい」と話している。

問い合わせは同施設(TEL073・499・0613、FAX073・499・0609、ホームページhttp://www.tamayura-sato.com/)へ。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif