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(株)東京商工リサーチ和歌山支店はことし1月の県内倒産状況を発表した。
倒産件数は17件、 負債総額は61億4900万円。 件数は前月比6件増加、 前年同月比2件増加、 負債額は前月比48億3000万円増加、 前年同月比55億2500万円増加。 ここ20年で件数、 負債額ともに2番目だった。 5億円以上の倒産では和歌山市の金融業、 同不動産賃貸業、 海南市のニット製品製造業。 1億円以上の倒産は和歌山市の鮮魚類販売、 同土木業、 建築材料販売。 1億円未満の倒産は土木業3件、 製造業2件、 卸・小売業4件、 サービス業2件となっている。
政府は1月に月例報告で生産と輸出が過去最高の落ち込みになっている状況を踏まえ景気の基準判断を先月の 「悪化している」 から 「急激に悪化している」 としたとし、同社は今後の見通しについて、 県内でも、 和歌山財務事務所の発表によると 「足踏み」 から 「厳しさが見られる」 に変更。 県内経済は厳しさがはっきりしてきたとしている。
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