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近畿各府県などで239件の窃盗(被害額1002万6500円)と14件の器物損壊事件を起こしたとして、和歌山東署は6日、窃盗罪ですでに逮捕、起訴されている住居不定、無職鄭正一容疑者(48)を和歌山地裁へ追送検した。
同署によると、鄭容疑者は昨年6月21日に和歌山市内のホテルのテレビカード販売機を破壊し、現金1万8000円を盗み、同年10月9日に香川県高松北警察署員に逮捕され、起訴されている。鄭容疑者は同じ手口で、17府県の広域にわたり犯行を繰り返していたことを自供したという。
和歌山市内では別のホテルで3件、同様の犯行を行っていた。鄭容疑者は不審者だと怪しまれないよう、高級車のセルシオに乗りブレザーを着用し旅行かばんを持つなど旅行客を装い、犯行に及んでいたという。盗んだ金は車のガソリン代や飲食代、遊興費などに充てていた。
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