2009年06月09日

02.政治・経済

仁坂知事が任期後半の展望語る

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後援会で語る仁坂知事

仁坂吉伸知事は6日、 和歌山市内のホテルで開かれた 「にさか吉伸後援会」 総会の講演会で、 今後の和歌山について 「今より豊かな生活の実現」、 「よそよりちょっと良い所」、 「笑顔のあふれる温かな社会」、 「年寄りにやさしく若者に希望のある街」 を目指したいと展望を語った。 その実現に向けて 「一つひとつ戦略を整えなくてはならないが、 前向きに進め和歌山を元気にしたい」 と知事任期後半の抱負を述べた。

総会は、 県議会から山田正彦副議長ほか17人が出席。 大橋建一和歌山市長ら県内の市長や町長も多数顔をそろえるなど237人が出席した。
山田副議長はあいさつの中で 「(知事は) 混沌 (こんとん) とした時期に就任しながら、 新しい公共工事システムの導入、 農産物や水産物の活性化を図るなど、 自ら先頭を切って動いている」 と評価。 一方 「多忙だろうが、 県民の中に飛び込んでほしい。 常に手の温もりの感じられる知事であってほしい」 と激励も。
大橋市長は、 「 『頑固』 な性格で、 いつも 『元気』、 海外経験も豊富で 『グローバル』。 知事は3Gだ」 と紹介し、 県と市の人材交流などについて積極的に評価した。
それに応えて、 知事は講演の中で 「私は3Gプラス1Lだ。 話がロング」 と笑わせ、 山田副議長のあいさつに対しては 「知事としてやって来たが政治家としては不十分。 仲間づくりに不熱心だったかもしれない」 と述べ、 「今後は地域の後援会などで呼んでもらえれば積極的に出て行く」 と話した。
また、 知事就任時の公約である 「経済の立て直し」 については、 上昇してきたがもっと頑張らなくてはという段階、 「清潔な県政」 については、 どこから見ても、 汚いところという者はいないと胸を張った。 また、 「安心・安全」 については、 ネットいじめ撲滅のため、 全国初のネットパトロールを立ちあげるなど職員の提案を取り入れているとした。



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