東は四箇郷、西は雑賀が優勝

和歌山市軟式野球連盟学童部主催の支部大会(第31回和歌山南ロータリークラブ旗争奪西支部野球大会、第34回東部地区防犯・交通安全学童軟式野球大会など)が20日、市内の各球場で決勝が行われた。東支部では四箇郷が、A級で小倉を10―1、B級でも宮を5―3で下し、初のアベック優勝を果たした。C級は宮が山東に5―1で快勝。西支部は雑賀がA級で和歌浦を5―0、C級も名草Iを2―1で破り2クラスV。B級は名草が宮前を10―0で完封した。北支部は23日閉会式。

〔東支部A級決勝〕

東支部A級で優勝した四箇郷ナイン

四箇郷は初回、大橋が四球を選び、すかさず3盗。清水が中前適時打で早々に1点を先制すると、続く西川が左中間を超える2点本塁打を放ちリードを広げた。2回には、相手失策と四球などで2点、3回には井口、松元、岡野の3連打などで5点を奪う猛攻を見せ、小倉に圧勝した。岡野主将は「秋の大会もこの勢いで勝ち、優勝を目指します」、西川副主将は「初回のチャンスでチームに貢献できてうれしい。ホームランを打てて良かったです」と笑顔で話した。

【四箇郷少年野球クラブ】監督=大橋敏郎▽コーチ=井口倫一、津田直哉▽マネジャー=清水信宏▽主将=岡野怜央▽選手=役田裕章、山本大暉、西川裕哉、清水誠斗、大橋克将、津田椋哉、渡辺清、松元佑介、井口鈴翔、黒木亮介、山岡梨紗、山路拓夢

〔西支部A級決勝〕

西支部A、C級で優勝した雑賀ナイン

雑賀は初回、2死3塁から北村が左前適時打を放って先制。3回には上田が四球を選び、西山、西出が連打で2点を奪った。5回には、四球と相手失策で得た無死3塁から田端の右中間を抜く3塁打で1点。さらに田端が暴投の間に生還、1点を追加した。守ってはエース西山が好投。初回から4回まで三者凡退に抑え、8奪三振でノーヒットノーランを達成した。

先制打を放った北村は「インコース高めを思いきり振りました。打てて気持ちよかったです」、田端主将は「優勝できてうれしい。秋の大会でも優勝を狙っていきたいです」と話した。

【雑賀少年野球クラブ】監督=森下啓▽コーチ=田端久晃、西出隆仁▽マネジャー=角高明▽主将=田端拓海▽選手=西山統麻、北村太志、宮本悠、西出航志朗、上田晃丈、山田光一朗、西垣拓海、池谷空海人、角尚樹、石本竜誠、石本侑誠、上田一明、北村竜士、池田匠、御前駿、高橋将哉