2009年11月05日

02.政治・経済/05.紀の川・岩出・海南・紀美野/064紀の川市W選 5万票の行方

市議選旧5町別分析〈2〉

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旧5町で有権者数が1万7102人(9月2日現在)と最も多い貴志川地区。 しかし、 立候補予定者らは 「他地域からの切り崩しを受け、 油断すれば票が地元外に流れる」 と気を引き締める。 新興住宅が多く、 浮動票がかなりあると見られ地元の各陣営は、 足場固めを必死に行っている。 前回選挙では上位当選者が多く出ており、 中、 大票田ながら激戦となりそうだ。

立候補を表明しているのは、 吉田隆三郎氏(66)=共産現=、 松本哲茂氏(70)=無現=、 竹村広明氏(61)=無現=、 高田英亮氏(65)=無現=、 田代範義氏(60)=公明現=、 遠藤守氏(61)=無現=、 西川泰弘氏(63)=無現=の7人。

高田氏は前回2766票とトップ当選、 今選も票を守り切りトップを目指す。 前回は圧勝ながら 「ドブ板選挙が合っている」 と地道に戦っていく。

西川氏は前回1734票で3位当選、 今選もミニ集会を積極的に開き、 地盤を十分に固め安全圏内か。

公明田代氏は同市の前回衆院選の公明比例票が6215票あり、 ほぼ安泰と推測。

共産吉田氏も組織票に加え浮動票の上乗せで、 他陣営も 「切り崩せないだろう」 と読んでいる。

松本氏は前回1225票。 今選の目標は1400票と定めている。 地元地区の応援で、 安全圏に手を掛けそうだ。

竹村氏は 「先が見えず厳しい選挙。 とにかく地元の票が頼り」 と話し、 井ノ口を中心に町議と市議合わせて4期14年の実績で前回票を一つひとつ懸命に押さえている。

遠藤氏も厳しい選挙戦。 みどりの党のトレードカラー 「緑」 と 「自然と平和と環境を愛す」 のテーマを前面に押し出し、 独自の選挙戦で前回票に加え、 大票田の浮動票を上乗せしたい。



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