2008年09月11日

2008 04.文化・くらし/2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

最高齢更新目指してよ 神出海南市長が100歳以上の長寿訪問

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神出市長から記念品を受け取る林さん

15日の 「敬老の日」 を前に、海南市の神出政巳市長は9日、市内の100歳以上のお年寄り宅を訪問して、それぞれの長寿を祝った。今月末までに100歳以上になるお年寄りは25人(うち男性は4人)で、この日は13人の家庭や入所している施設を訪問。記念品と敬老祝い金を贈り、和やかに会話を楽しんだ。

7軒目に訪問した鳥居の林喜兵衛さん(100)は、明治40年、和歌山市駿河町生まれ。80歳過ぎまで長年にわたって保護司を務めた。子どもは3人、孫は8人、ひ孫も11人いるが、まだまだ目も耳も 達者 。足は弱くなったというが腰もあまり曲がっておらず、車で買い物にも連れていってもらうという。現在は二男夫婦の孝次郎さん、美紀さんと3人で暮らしている。
神出市長とは約10年ぶりに会った様子で、 「市長さん、いっこも変わってないなぁ」 と笑顔。、趣味の写真やカラオケの話、神出市長の父親の話などで会話はとんとんと弾み、楽しいひとときを過ごした。食事は特に魚と野菜が好きで、腹八分目が長寿の秘訣。ほかにマイペースで規則正しい生活、家族と暮らすことも大切で、 「ボケやんためには、何か責任ある仕事を持つことです」 と話していた。神出市長は 「これから毎年来させていただくから、最高齢の更新目指して元気で過ごしてよ」 とにっこり。
同市の最高齢は、七山の前田清治さんと野上中の尾崎於八惠さんで、ともに明治35年生まれの106歳。
となりの紀美野町では今月末までに100歳以上になるのは8人(全員女性)で、最高齢は104歳となっている。





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