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県警本部と和歌山東・西署は20日、 「悪い運がつきまとっている」 などと不安をあおり、 高額な印鑑を販売したとして、 特定商取引法違反の疑いで、 和歌山市黒田の統一協会和歌山教会など5カ所を家宅捜索した。
捜索したのは同教会のほか和歌山市太田の健康食品販売店、 (有)エム・ワン、 同社従業員宅など。 これまでの調べでは、 平成20年3月、 同社の70代と50代の従業員が共謀して、 市内に住む会社員女性 (50代) を同社に誘い、 姓名判断をした上で 「家系的に悪い運がつきまとっている。 悪い運勢は永遠に続く」 「運命を変えるためには印鑑を作ることです」 などと無理に3本セット約110万円の売買契約を結ばせたという。
ことし5月に、 同様の手口で被害にあったという相談があったことから、 同事件が発覚し、 ほかにも数件同様の苦情や相談が寄せられているという。
県警は5カ所に約100人を動員し、 捜索を進めており、 容疑が固まり次第2人を逮捕する見通し。
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