2010年01月28日

02.政治・経済

県警本部庁舎改修へ、一部機能を県庁本館に移設

和歌山県警本部庁舎

昭和42年に建てられた県警本部の庁舎

和歌山市小松原通の県警本部庁舎が平成23年から改修され、 一部機能が県庁本館に移されることが分かった。 県庁の耐震工事終了後に着工予定で、 24年度末の完成を目指すという。 県警の担当課は 「かねて狭いスペースの解消が課題となっていた。 仕事もしやすくなるのでは」 と話している。

県警本部庁舎は昭和42年に建築され、 全国の都道府県警察の本部単独庁舎では、 3番目に古いという。 20年8月末には大規模震災に備え、 耐震工事を完了。 それに伴い、 庁舎内のエレベーターの昇降機を約40年ぶりに取り替えた。

改修工事により、 庁舎内には、 1階部分に点字ブロックなどを配備した多目的トイレを新設。 各フロアを省エネ型電球に取り替えたり、 省エネ型の空調機も設置するなど環境を考えた エコ な庁舎に生まれ変わる。

また、 23年度に県庁本館の1、 2階全フロアを使用して約800平方メートルの 「県警スペース」 を新設。 県警本部庁舎内の複数の課を移転していく予定だという。

現在県庁の1、 2階の一部は使用されていないが、 22年度は知事部局で使用予定、 23年度に県警に明け渡される計画だ。

県警本部の改修工事は各階ごとに実施され、 その都度、 県庁本館県警スペースへ移動し業務を行う。





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