2010年04月06日

02.政治・経済

紀陽銀行が新入行員全員にAED講習

中消防署の署員からAEDの使用方法を教わる新入行員たち(紀陽銀行和歌山中央ビル6階研修室で) - 紀陽銀行が新入行員全員にAED講習

中消防署の署員からAEDの使用方法を教わる新入行員たち
(紀陽銀行和歌山中央ビル6階研修室で)

(株)紀陽銀行(片山博臣頭取)は6日から、和歌山市の同行和歌山中央ビル6階研修室で、今年度の新入行員220人を対象にした「AED(自動体外式除細動器)講習会」を始めた。5月18日まで8回行われ、1回の講習会に約30人程度が参加。中消防署の署員による3時間程度の指導を受けることで地域に役立つ人材の育成を目指す。


地域・社会貢献活動の一環として、昨年から始まった講習会。昨年までは総合職のみが受講していたが、ことしから一般職も参加し、新入行員全員が受ける。同行では平成19年10月に全営業店のATMコーナーや住宅ローンセンターなど120カ所にAEDを設置している。

この日の講習会には、総合職として採用された男女28人が参加。同署の署員がAEDの使用方法以外に、心臓マッサージや人工呼吸など心肺蘇生法を教え、懸命に取り組んだ。署員が「倒れている人を見つけたときは、助けを呼んでください。救命措置ができなくても、救急車を呼んだり、できることをしてほしい」とアドバイス。また、「AEDのパッドを張る際、胸毛が邪魔なときは予備のパッドではがしてください。大丈夫です」と話すと、新入行員たちは「へぇ~、そうなんや」などと感心していた。

東和歌山支店に配属される藤岡真一さん(25)は「使用方法を教わることで、設置されているAEDの扉を開ける勇気ができたと思います」と話していた。





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